
ポロとラルフローレンって、何が違うの?どういう関係?



ラルフローレンってたくさんラインがある気がするけど、よくわからない、、
人気ブランドのラルフローレンに関して、こんな疑問を持つ方は意外と多いと思います。
そんな方に向けて、この記事では「ポロ」と「ラルフローレン」の違いや、ラルフローレンの各ブランドラインの特徴、価格帯など網羅的にわかりやすく解説します。
読み終わるころには、ポロラルフローレン含め、ラルフローレンというブランドの全体像がすっきり理解できて、洋服を選ぶ際にきっと役立つはずです。ぜひ最後までお読みいただけますと幸いです。
ラルフローレンとポロの違いをわかりやすく解説【比較表あり】
もともと「ラルフローレン」という名称は、ひとつのラインとして展開されていましたが、
現在は、ブランド全体を指す総称として使われています。
そのなかで、カジュアルラインのひとつとして位置づけられているのが「ポロ ラルフローレン」です。
両者の違いを、以下の表でわかりやすくまとめてみました。
項目 | ラルフローレン(ブランド全体) | ポロラルフローレン |
定義 | ブランド全体の総称。 | ラルフローレンの中核的なカジュアルライン |
位置づけ | 最高級~カジュアル | カジュアル中心 |
主なライン | パープルレーベル、ブラックレーベル、RRL、ポロスポーツなど | – |
ターゲット層 | 高級志向~カジュアルまで幅広い | 幅広い年齢層向けのカジュアル・ビジネスカジュアル |
生産国 | モデルにより、異なる | モデルにより、異なる |
デザイン傾向 | レーベルごとにコンセプトが大きく異なる | トラッド、アイビー、アメカジ |
上記のように「ラルフローレン」には、多数のラインが存在し、最高級ラインの「パープルレーベル」をはじめ、ヴィンテージテイストの「RRL」など、展開しているブランドラインごとにコンセプトやデザインも大きく異なります。
ポロラルフローレンのコンセプト・商品特徴
ラルフローレンの中核であり、人気レーベルのポロラルフローレンは「豊かなライフスタイル」をコンセプトとしており、イギリスの伝統的なファッションをアメリカ流にアレンジした、アメリカントラッドを軸にしています。
レーベル全体の中でも、ポロラルフローレンは多くの人が親しみやすいデザインで、日常使いに適した以下のようなベーシックなアイテムを豊富に展開しています。
- ポロシャツ
- ボタンダウンシャツ
- チノパン
- ケーブルニット
この「ベーシックさ」こそがポロラルフローレン最大の魅力。ビジネスカジュアルから休日のリラックススタイルまで、どんなシーンでも対応できる懐の深いブランドといえます。


また、あの有名なポロプレイヤーのロゴ刺繍はアイコンそのものであり、様々なアイテムでアクセントとして用いれられています。これがブランドの信頼感と認知度を高めている理由の1つかもですね。
ポロラルフローレン誕生の歴史とは?
ポロラルフローレンは、1967年にニューヨークで誕生しました。創業者のラルフ・ローレン(本名:ラルフ・ルーベン・リフシッツ)は、当初、ネクタイのデザインを手掛けていましたが、より豊かで洗練されたライフスタイルを提案したいという強い思いから、自らブランドを立ち上げました。
ブランド名の「ポロ」は、アメリカの上流階級のスポーツを象徴し、アメリカンスタイルを表現する重要な要素となりました。ラルフ・ローレンは、英国スタイルをアメリカ流に解釈し、ネクタイだけでなく、シャツやジャケット、ポロシャツへと展開を広げました。1972年には、アイコニックなポロシャツを発売し、胸元に施されたポロプレイヤーの刺繍は瞬く間にブランドの象徴となりました。
1980年代には「アメリカンドリーム」を体現するブランドとして広く支持を集め、映画やセレブリティの衣装協力も多数行いました。日本でも三喜商事が輸入を開始し、ポロラルフローレンは「大人のステータスブランド」として認知されるようになりました。
ポロラルフローレンの価格帯|主要アイテムごとに解説
ポロラルフローレンはラルフローレンの中で、「カジュアルライン」ではありますが、ユニクロ等のファストファッションブランドと比較すると高価なブランドです。
アイテムごとに価格帯にはかなり幅があり、アイテムや素材、デザインでも大きく変動します。
以下の表組みは、ラルフローレン公式サイトでメンズアイテムで調査した際の価格帯ですが、例えば定番のポロシャツは1.5〜2万円台が目安、アウターになると一気に10万円以上を超えるものもあります。
アイテム | 価格帯(目安) |
ポロシャツ | 1.5〜2万円台 |
アウター | 3~10万円台 |
スーツ | 15~20万円台 |
チノパン | 2~5万円台 |
ニットセーター | 2.5~9万円台 |
定番のポロシャツは手が届きやすい方ですが、アウターやスーツになると特に高価です。
ただ、品質も良いのでこの価格帯は打倒といえると思います
ポロラルフローレンの年齢層|何歳まで着れる?


元アパレルプレスの個人的な意見ではありますが、ポロラルフローレンに年齢は関係なく、どんな人でもコーディネートしやすいブランドといえます。
その理由は、ベーシックなデザインを軸に多彩なラインナップがあるからです。
たとえば、ポロシャツ一つをとっても、
- カラフルなビッグポニー刺繍モデルは若々しい印象で10〜20代に人気
- 落ち着いた無地やワンポイント刺繍は30〜50代のビジネスカジュアルにもフィット
また、スリムフィットやクラシックフィットなどシルエットの選択肢も豊富なため、年齢や体型に合わせて幅広い選択肢のあるブランドです。
ポロラルフローレンは年齢を理由に避ける必要はまったくないブランドだと思いますし、むしろ年を重ねるほど似合うという声も多いブランドです。
【似てるけど注意】US POLO ASSNとポロラルフローレンの違い


ちなみに「US POLO ASSN」というブランドをご存知でしょうか?
「ポロラルフローレン」と非常に似たブランドですが、「US POLO ASSN」はラルフローレンと全く関係ない別のブランドです。
名前やロゴが似ているため混同されがちですが、ルーツも品質も価格帯も大きく異なります!
「US POLO ASSN(ユーエスポロアソシエーション)」は、アメリカ合衆国のポロ競技連盟公式ブランドです。
価格帯はポロラルフローレンよりも大幅に安く、Tシャツやポロシャツは5000~7000円程度が中心の低価格ブランドです。
ポロラルフローレンは高くて手が出せないけど、似たようなテイストで安価なブランドをお求めの方にはマッチするブランドだと思いますので、気になる方はぜひチェックしてみてください!
他にもまだある!ラルフローレンブランドを紹介
前述の通り、ラルフローレンは「ポロラルフローレン」だけではありません。
多彩なラインを展開し、ターゲットや価格帯、デザインコンセプトもそれぞれ大きく異なります。ここでは、ポロラルフローレン以外の代表的なラインを5つピックアップしてご紹介します!
ラルフローレン パープルレーベル


ラルフローレン パープルレーベルは、ラルフローレンの中でも最上級(高級)ラインとして位置付けられています。1994年にスタートし、主にメンズ向けに展開されています。
特徴は、最高品質の素材とイタリアの熟練した職人による縫製技術(仕立て)です。
スーツやジャケット、シャツ、カシミヤニットなど、どれもラグジュアリー感(高級感)あふれるアイテムばかりです。デザインはクラシックでエレガントですが、シルエットやディテールは現代的にアップデートされており、まさに「一生モノ」として長く愛用できるブランドです。
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ラルフローレン ブラックレーベル


ラルフローレン ブラックレーベルは、クラシックなラルフローレンスタイルをベースにしつつも、より細身でモダンなシルエットを採用していたラインです。都会的でスタイリッシュな印象が強く、若いビジネスマンやファッション感度の高い大人に支持されていました。
ラルフローレン ブラックレーベルは2015年に終了していますので、現在は古着市場でしか、入手することはできません。
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ダブル アール エル


ダブルアールエル(RRL)は、ラルフローレンが1993年に立ち上げたヴィンテージスタイルをテーマにしたブランドです。ブランド名の「RRL」は、ラルフローレン夫妻が所有するコロラド州の牧場「RRL Ranch」に由来しています。
特徴は、アメリカンワークウェアやミリタリー、古き西部開拓時代のスタイルを現代に再現していることです。デニムやジャケット、シャツ、アクセサリーなど、こだわり抜かれた素材や加工技術(ヴィンテージ加工)が魅力です。
一つひとつが「本物志向」で作られているので、ジーンズ1本にしても、使い込んだようなヴィンテージの風合いが楽しめます。
「味のある服が欲しい」「アメカジが好き」という方にはぴったりのブランドだと思います。
ポロ スポーツ


ポロスポーツ(POLO SPORT)は、ラルフローレンが1990年代にスタートさせたスポーツラインです。
当時のアメリカでは、スポーツとファッションを融合させた「スポーツミックス」が流行しており、その流れに乗って誕生しました。
特徴は、ラルフローレンらしいクラシックなデザインに、スポーティーな要素を取り入れている点です。Tシャツやスウェット、ナイロンジャケット、キャップなど、カジュアルで動きやすいアイテムが中心です。胸元や袖に「POLO SPORT」のロゴやアメリカ国旗(星条旗)があしらわれているデザインが人気でした。
1990年代当時は、ヒップホップアーティストやストリートファッション好きにも愛用され、現在でも「90年代ラルフ」の代表格として古着市場でも人気のブランドです。
RLX


RLX(アールエルエックス)は、「POLO SPORT(ポロスポーツ)」の後継ラインとして1998年に誕生した、ラルフ・ローレンのスポーツウェアブランドです。
アメリカ発の高級ブランド「ラルフ・ローレン」が展開するRLXは、「Ralph Lauren Xtreme(ラルフ・ローレン・エクストリーム)」の略称で、ポロスポーツのDNAを受け継ぎつつ、さらに高い機能性と洗練されたデザインを追求しています。
アクティブなライフスタイルにふさわしいウェアを展開し、スポーツシーンはもちろん、日常でもスタイリッシュに着こなせるラインとして人気を集めています。
ポロラルフローレンを試したい人におすすめ!ファッションレンタルという選択肢
ポロラルフローレンをはじめ、ラルフローレンの他レーベルについても、色々と解説しましたが、「高いし、自分に似合うのか、着こなせるか不安…」という方も多いと思います。
そんな方にぜひおすすめしたいのが、ファッションレンタルです!
一度、レンタルで試してみて、自分の手持ちの服と着回しやすいか、ポロラルフローレンのサイズ感など、諸々チェックしてから購入するのは賢い選択だと思います。
ポロラルフローレンをレンタルするなら「アナザーアドレス」がおすすめ
あの大丸松坂屋が運営するファッションレンタルサービスの「アナザーアドレス」はポロラルフローレンをはじめ、フレッドペリー、ラコステなどの定番ブランドからマニアックなブランドまで、様々なブランドのアイテムを豊富に取り揃えています。
1点から試せて、気に入ったらそのまま購入することも可能です!買い物で失敗したくない人は、ぜひ一度、試着感覚で試してみてください。
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まとめ
ポロラルフローレンは「ラルフローレンの中核ライン」として、幅広い年代に愛される定番ブランドです。
また、ポロラルフローレン以外にもラルフローレンは多種多様なブランドを展開しています。
それぞれの違いを理解し、自分に合ったラルフローレンブランドのアイテムを選んで、ぜひファッションを楽しんでください!